横浜ホイールマップ

誰もが安⼼安全に旅⾏・移動できることを目的にオンラインユニバーサルツーリズムデスクプロジェクトを開始

〜混雑状況や設備を可視化・ユニバーサルツーリズム標準データフォーマットを策定〜

 横浜ホイールマップ(所在地︓神奈川県横浜市、代表︓太⽥ 啓介)は、住⺠や旅⾏客が公共空間での感染機会を削減し、誰もが安⼼安全に旅⾏・移動できることを目的に、オンラインユニバーサルツーリズムデスクプロジェクトを⽴ち上げました。オンラインユニバーサルツーリズムデスクプロジェクトでは、標準データフォーマットを策定し、施設のバリアフリー・混雑情報を広く多くのアプリ・サービスで利⽤可能にすることや、データ分析・⼈々の⾏動をデータで可視化することにより、住⺠や旅⾏客が混雑を避けながら発展的な活動をする、⾏動の変容を促します。

■横浜ホイールマップ概要
 ⾞椅⼦で⼊れるバリアフリーの店舗を⾃主的に調査し、施設の情報をまとめた記事・地図・動画を制作します。webサイトの制作や、パンフレット等紙媒体を発⾏し、バリアフリーの認知啓蒙、広報活動を⾏っています。

■オンラインユニバーサルツーリズムデスクプロジェクトの背景
私(代表 太⽥ 啓介)は⾞椅⼦で⽣活しています。ほとんどの飲⾷店等の店舗は、⾞椅⼦では簡単には⼊店することができず、⼤変な思いをしています。⾷べたい料理や買いたいものがあっても、⾒ることもできないのは悩ましいです。私だけでなく障害を持ったほかの⽅も苦労しているのではないかと思い、バリアフリーの状況を調査する活動を⾏っています。かねてから、駅施設でエレベーターが混雑しているとき、乗り継いで移動するには時間が掛かり、⼀苦労でした。施設・設備の混雑状況やバリアフリー状況の実態調査や研究、データ整備を進めていたところ、新型コロナウイルス感染対策のため、1⼈1⼈が混雑を避ける⾏動変容の必要性が⾼まってきました。新型コロナウイルス感染対策と、ユニバーサルツーリズムのICT展開を同時並⾏して推進することで、誰もが安⼼安全に旅⾏・移動できる社会を目指します。

■オンラインユニバーサルツーリズムデスクプロジェクト
1.駅・空港の乗客数、公共施設の利⽤者数、主要道路の通⾏量、繁華街の歩⾏者数等の計測⽅法の研究
2.ユニバーサルツーリズム(施設のバリアフリー状況・利⽤状況)の標準データフォーマットの策定
3.データ可視化システムの開発
4.混雑状況(利⽤状況)データの分析

■ユニバーサルツーリズム標準データフォーマット概要
⾞いす⽤階段昇降機、多目的トイレ、オストメイト対応トイレ、点字案内板などユニバーサルツーリズムにおいて必要な⾔葉が地域や事業者間で統⼀されていない課題に対応するため、語彙を整理いたしました。AI等コンピューターでも参照可能なよう、標準データフォーマットを策定いたしました。ユニバーサルツーリズム標準データフォーマットは、駅・空港・公共施設の混雑状況(利⽤状況)や、施設のバリアフリー状況の項目を含んでいます。

■今後の展開
今後も誰もが安⼼安全に旅⾏・移動できることを目的に、ICTを活⽤したユニバーサルツーリズムの活動を⾏って参ります。

■団体概要 団体名 ︓ 横浜ホイールマップ
所在地 ︓ 神奈川県横浜市中区
代表者 ︓ 代表 太⽥ 啓介
設⽴ ︓ 2019年7⽉17⽇
事業内容︓ バリアフリー調査および地図・パンフレット制作
URL ︓ https://yamate.yokohama/wheel/